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オルタナ43号
¥770
◆オルタナ43号 「竹」は伝統的に日本人の暮らしに重要な役割を果たしてきた。だが、高度成長期に多くがプラスチックなどに代替されたこともあり、存在感は薄れた。「放置竹林」の増加で、里山の生態系も乱れている。一方で、竹は日本にとって豊富な資源でもあることは変わりない。忘れられた竹に再び付加価値を見出すイノベーションが、実は日本の各地で進んでいる。 ◆「厄介者」を価値に変える ◆竹で燃料電池開発、地域振興の効果も ◆地域の竹を引き取り、国産100%の竹紙を販売 ◆「竹あかり」でまちを灯す ◆竹の自転車で少数民族を支援 ◆755万人が竹に従事、世界を牽引する中国 ※印刷版では、国産竹100%で製造した「竹紙」を本文用紙として使用しています。 ◆special interview 有馬 利男(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事) 「SDGsの対応で経営品質を高めよ」 2015年に期限を迎える「MDGs(国連ミレニアム開発目標)」に代わる「SDGs(持続可能な開発目標)」が9月、国連本部で全会一致で採択された。なぜ日本企業にとってSDGsが重要なのか、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ/東京・港)の有馬利男代表理事に聞いた。 ◆special issue なぜユニクロは難民支援をするのか ユニクロを展開するファーストリテイリングは11月25日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と新たな合意書を締結。同社は3年間で総額約12億円を支援するほか、国内外の店舗で難民を100人雇用する。 ◆Social Design Gallery 悲しみの大地、スーダン ◆art 高橋さとみの切り絵ワールド──秘めたる ちから ◆オルタナ魂 イノベーションは身近な場所から ◆columns オルタナティブ経営論 田坂広志 エゴからエコへ 田口ランディ ◆social business around the world [アジア編/ニュージーランド]空腹の子どもにヘルシーなランチを [アジア編/インドネシア]「ゴミ」で村おこし、観光資源化で大成功 [北米編/米国]エシカル下着ブランド、ハリウッド女優がCEOに ◆agriculture 農業トピックス 西村ユタカ 日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明 ◆forestry 林業トピックス 編集部 「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫 ◆fishery 漁業トピックス 瀬戸内千代 人と魚の明日のために 井田徹治 ◆columns オルタナティブな空間 馬場正尊 RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂 エコのご意見番 木内 孝 欧州CSR最前線 下田屋 毅 ◆alterna S presents オルタナティブな若者たち 「地域移住はキャリアアップ」 KIYOの哲学 実践編 南 清貴 レンズ豆で手軽に栄養摂取 エコでヘルシーな食空間 岡村貴子 地中海料理でビーガンを楽しむ エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子 アウトドアで楽しむモダンな漆 間違いだらけの自転車選び 山本修二 10万円以下のクロスバイク選び 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ 地方再生を込めた宿造り オルタナセレクト 冬の暮らしを「包む」 グリーン経営者フォーラム 東北/関東/中国 ◆flash fiction 「こころざし」の譜 希代準郎 ピエロの涙
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オルタナ42号
¥770
◆オルタナ42号 ◆feature story 1 報告:米グリーンネイバーフッド いま米国のポートランドやシアトルが新しい街づくりのモデルケースとして世界から注目されている。環境やソーシャルな視点を街づくりに導入し、「グリーン・ネイバーフッド」とも呼べる新しい思想が、街のさまざまな機能に反映される。現地を視察し、その最前線を追った。 ◆自覚した市民が「創造都市」をつくる ◆「6%」が自転車で移動 ◆「建築の保全」と「環境配慮」を両立 ◆多様な「職」と「食」で市の中心街を再生 ◆「一括収集」でリサイクル率60% ◆alterna person 黒川光博(虎屋社長) 人を大切にして500年、現代に生きる「掟書」 室町時代後期、虎屋は菓子屋として誕生。それから約500年、「おいしい和菓子」を第一に経営を続けてきた。「企業は人で成り立っている。人を大切にするのは基本」と語る虎屋17代当主・黒川光博社長に経営哲学を聞いた。 ◆special issue 建築家・隈研吾氏インタビュー 「21世紀は木の世紀」 世界的な建築家である隈研吾さんは「21世紀は木の世紀になる」と考える。木材の技術開発は進み、火・耐久性能が上がった。隈さんは、「木材が最先端な材となった今、世界の建築家は、サステナブルな木造建築で競い合っている」と話す。 ◆special issue 『未来に選ばれる会社』とは オルタナ編集長・森 摂とオルタナ編集部は2015年10月、単行本『未来に選ばれる会社─CSRから始まるソーシャル・ブランディング』を学芸出版社から出版する。2007年3月のオルタナ創刊以来、8年間に渡る取材の集大成。価格は税込み1944円で、全国の書店やアマゾンで販売する。 ◆Social Design Gallery ネパールに募る先の見えない不安 ◆art 高橋さとみの切り絵ワールド「さぼくたちの居るところ」 ◆オルタナ魂 グリーン経営者フォーラム、第2期へ ◆columns オルタナティブ経営論 田坂広志 エゴからエコへ 田口ランディ ◆social business around the world [欧州編/ドイツ]ゴミを発生させない「量り売り」店舗 [北米編/米国]40億人の格差を正す、廃棄パソコンのリユース [アジア編/日本]弱視でも使いやすい白黒反転手帳 ◆agriculture 農業トピックス 西村ユタカ 日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明 ◆forestry 林業トピックス 編集部 「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫 ◆fishery 漁業トピックス 瀬戸内千代 人と魚の明日のために 井田徹治 ◆columns オルタナティブな空間 馬場正尊 RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂 エコのご意見番 木内 孝 欧州CSR最前線 下田屋 毅 ◆alterna S presents オルタナティブな若者たち 紛争地域の学生が日本で交流 KIYOの哲学 実践編 南 清貴 あったかいスープで水分と塩分補給 エコでヘルシーな食空間 岡村貴子 次世代につながる店と人づくり エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子 幼少期から日本の伝統に触れる 間違いだらけの自転車選び 山本修二 【new】 最初の1台だからこそ一生乗れるスポーツバイクを 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ ハーブの効能を求め、古都から原始の森へ オルタナセレクト 秋の行楽に、アクティブになれるアイテム グリーン経営者フォーラム 北海道/東北/関東/中部・北陸/関西/九州 ◆flash fiction 「こころざし」の譜 希代準郎 「囚われの村」からの遺言
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オルタナ41号
¥770
◆オルタナ41号 feature story 1 「なでしこ」な会社のつくり方 女性活躍推進企業を選び、投資対象として紹介する「なでしこ銘柄」が多くの企業経営者の関心を集めている。株価が上がるという「ニンジン」の効果のほどはさておき、多くの企業で女性活躍推進の取り組みが始まったことは評価できる。だが、その取り組みも緒に就いたばかりだ。本当の意味で「なでしこ」な会社になるための戦略やノウハウをまとめた。 ・CEOの号令で「女性に甘くない」施策(ダイキン工業) ・ルノーが変えた日本の企業文化(日産自動車) ・「男性主導」の社風根本から改革へ(ブリヂストン) <欧州最前線>取締役の女性比率40%法制化を目指すEU 欧州連合は、EU2020経済戦略の中で、取締役女性比率40%という目標を設定し、加盟各国に様々な施策と予算で、その推進を促す。未達成加盟国への厳しい制裁も込めた法案も審議中だ。より多くの女性が「決定権あるポスト」に就ける社会を目指す欧州の最前線を追う。(栗田路子=ブリュッセル、稲葉霞織=アムステルダム) <米国最前線>過去最高の女性CEO数価値向上の原動力に 米国の女性の社会進出は1970年代から徐々に増えてきたが、女性管理職比率は世界の主要45カ国中37位(22%)と意外に低い。だが、米上位500社のうち女性がCEOを勤める企業数は26社と過去最高を記録し、突出した活躍をする女性CEOやエグゼクティブの例が増えている。(寺町幸枝) ◆alterna person 松本 晃(カルビー会長 兼 CEO) 多様性なき企業に明日は無い 「なでしこ銘柄」が注目を浴びているといっても、日本の大企業の多くでは、女性活用の道は緒に就いたばかりだ。そうした中、同銘柄に2年連続で選定されたカルビーの松本晃・会長兼CEOは、「ダイバーシティ(多様性)なき企業に明日は無い」と言い切る。その理由は「やらなければ会社が滅びる」と、見事なまでに明快だった。 ★松本会長のロングインタビューを試し読みできます⇒ http://www.alterna.co.jp/15362 ◆feature story2 ベン&ジェリーズ 米「社会的企業」の草分け 社会変革(ソーシャル・イノベーション)を会社の使命とする「社会的企業」が1970年代、米国で続々と誕生した。「ベン&ジェリーズ」(B&J)は、パタゴニアやアヴェダなどとともに、その草分けの一つとされる。アイスクリームでどのように社会を変えるのか─。バーモント州の本社を取材した。 ◆Social Design Gallery 砂漠化する地球、消えたアラル海 一面の星空をバックに、錆びた廃船の写真。ウズベキスタン北西部の町ムイナクで撮影したものだ。アラル海に面していたことからかつては漁業の町として栄えていたものの、旧ソビエトによる灌漑政策の失敗により砂漠化してしまった。座礁した船を移動した湖岸まで運ぶことができず朽ちた姿が映されている。(川端嘉文) ◆art 高橋さとみの切り絵ワールド――未来へ 新たな発明も未来を作るけれど、人を育てること・教えること・伝承することも社会を地球を創ることになるのだろう。 ◆オルタナ魂 CSRは単なる「責任」ではない CSRの「R」はResponsibility。response+abilityの語源の通り、「反応する能力」「対応力」が本来の意味です。CSRとは、社会のニーズやウォンツ、変化をつかみ、それに対応することなのです。 ◆columns オルタナティブ経営論――日本企業にとって「人材」とは何か? 田坂広志 日本型経営において「人材」とは何なのか。端的に表しているのが、能力観の違いである。商品価値ととらえる欧州や米国と異なり、日本では社員が職業人としてよい人生を送るための「糧」だった。腕を磨くという次元を超え、果ての無い「道」を究める思想が日本の人材観にはある。 エゴからエコへ――「コンビニの棚」 田口ランディ 神奈川県の辺境にあるこの湯河原町にも、コンビニエンス・ストアの生存競争が繰り広げられ、いくつもの店舗が淘汰されていった。家から仕事場に向かう途中、ついふらりと寄ってしまうコンビニ。実は棚を眺めるのが趣味だ。 ◆social business around the world [欧州編/スイス]大地と一体化、超省エネの丸い家 スイスでも日本と同様に、快適な省エネ住居への関心が益々高まっている。屋根を土で覆い、大地と一体化したようなアースハウス(大地の家)も興味深い試みだ。傾斜や起伏のある土地を掘って家を作り、その土を屋根に被せる。土は家の断熱を向上させ、緑化すればCO2削減にも一役買う。アースハウスは、スイス人建築家、ペーター・フェッチ氏が考案した。スイスを中心にドイツなども含め、現在までに90軒以上建てられている。(岩澤里美=チューリヒ) [アジア・オセアニア編/フィリピン]40億人の格差を正す、廃棄パソコンのリユース 国際電気通信連合(ITU)によれば、世界人口の約6割にあたる40億人が、いまだインターネットにアクセスできない状況にある。情報格差は大きな生活の格差を生み出してしまう。NPO法人Class for Every one(C4E)は、パソコンの国際的なリユースサービスを通じて、平等な機会の創出に取り組んでいる。(瀬戸義章) [北米編/米国]ネットオークションでNPOの資金調達 今年4月、老舗オンラインオークションサイト「eBay(イーベイ)」で、「ファーストアップルオークション」が行われた。目玉のアップル初代コンピューター「Apple-1」の最終落札額は23万6千ドル(約2800万円)。売上の一部は、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)」の啓発活動や研究費用に寄付されるという。(寺町幸枝) ソーシャルデザイン最前線 「出所後の若者更生」と「犬の殺処分」という二つの社会課題を組み合わせて解決した事例紹介。ドッグフードブランドのペティグリーが行った「First Days Out(出所初日)」は、出所後の少年に殺処分間際だった犬を紹介し、彼らが犬と暮らしながら更生していく様子をドキュメンタリーにおさめた。(福井崇人) ◆agriculture 農業トピックス(西村ユタカ) 「都市生活者もファーマーに」ほか 日本農業常識と非常識の間――真の環境保全型農業とは 徳江倫明 4月24日、25日のまる2日間をかけて、有機農業やオーガニックマーケットの普及・拡大を目的に「第2回とことんオーガニックシンポジウム2015」を行った。1日目502人、2日目387人、延べ889人の参加となり、改めて有機に対する関心の高さを感じさせた。 ◆forestry 林業トピックス(編集部) 「『鳥獣被害』解決策を模索」ほか 「森を守れ」が森を殺す――林業理解は「森のようちえん」から 田中敦夫 鳥取県が、全国初の「森のようちえん」認証制度を創設した。これは運営団体に対する公的補助事業の一環である。「森のようちえん」は欧州では長い歴史があり、幼少期から森林体験をすることで、理解を深める意図がある。森林活用や山村振興の観点からも注目が集まる。 ◆fishery 漁業トピックス(瀬戸内千代) 「築地市場の豊洲移転に暗雲」ほか 人と魚の明日のために――ウナギビジネスに沸くミャンマー 井田徹治 ミャンマーは今、ウナギビジネスに沸いている。バイカラウナギの漁獲量も減り、危機的状況だと学者は警鐘を鳴らすが、高値で売れることから歯止めがかからない。これらは中国などを経由し、最終的には日本で消費される。日本のウナギ消費が、生態や資源量すらわかっていない熱帯の生態系にまで影響をおよぼしている。 ◆columns オルタナティブな空間――佐賀市の歴史地区を再生する 馬場正尊 佐賀市は、長崎街道・柳町を景観保存地区に指定し、再生に取り組む。江戸末期から大正時代の建物を残すこの地区に、10の新しいテナントが入り、この春から営業を始めた。町内会のようなマネジメント組織も生まれ、今後エリア・リノベーションのモデルとして期待できるだろう。 欧州CSR最前線――「社会」「環境」「経済」への責任を 下田屋毅 欧州・デンマークの企業、ノボノルディスクはトリプルボトムラインを企業の経営方針とするCSRの世界的リーダーだ。国際的な人権規約に基づいて評価を行い、改善に努める。そのほか、責任ある調達やWWFと協定したCO2削減目標など取り組みは多岐にわたる。TBLを実践する好事例と言える。 ◆alterna S presents オルタナティブな若者たち 社会復帰への「ホームドア」 NPO法人Homedoor(大阪市)は、大阪市内のホームレス問題と放置自転車の両問題を解決する。路上生活者や生活保護受給者に就労の機会を提供し、放置自転車対策の一環で、シェアサイクルを運営する。2010年に任意団体を設立し、今年で6年目となるが、行政や企業と連携し、社会復帰へのドアを広げている。(池田真隆=オルタナS副編集長) KIYOの哲学 実践編 南 清貴 日伊の発酵調味料で味わい深く 日本の代表的な調味料の一つである味噌は、中国にあった醤(ひしお)が飛鳥時代(6世紀頃)に朝鮮半島を経て日本に伝わり、独自の製法によって完成度を高めていったといわれている。 エコでヘルシーな食空間 岡村貴子 「ポートランド流」に野菜を味わう 米国西海岸のオレゴン州ポートランドは、人口に対して飲食店の数が多いことから別名「ガストロポリス・食の都」と呼ばれている。飲食店が星の数ほど並ぶこの場所で、多くの地元民に愛されているのがジョン・ダボーダ氏がオーナーシェフを務める「navarre(ナヴァー)」だ。 エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子 3Dプリンターが生む未来型アクセサリー 複数ある「エシカル」の定義の中に、「無駄を出さない」という項目がある。消費量を想定して割り出される生産量には、無駄が生じることが多い。工場の端に、大量生産されつつ消費されない衣服の山が打ち捨てられている─そんな風景もメディアで報じられる。そこで、未来のものづくりはどうなるべきか─と模索が始まるわけだが、そうした問いへの一つの答えが、「3Dプリンター」による少量、中量、つまり適量のものづくりだ。 東京ポタリング 山本修二 空が広く、水と緑が豊かな東村山市内をぐるり散策 折りたたみ自転車の特性を生かして、西武新宿駅から東村山駅までは電車で移動した。ものの1分で組み立て、西口から出発。空は広く騒音も少ない。都心から電車で30分弱とは思えぬ心地良さ。 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ 自然に逆らわない環境型リゾート インド洋に浮かぶ1200もの島。モルディブはその島の多くがリゾートになっている「ワンアイランド・ワンリゾート」の代表格である。20年も前に、「あと50 年も経てばモルディブの島々は海底に沈んでしまうかもしれない」という環境学者たちの懸念が世界で騒がれた。 オルタナセレクト(編集部=佐藤理来) エシカルに夏の短夜を楽しむ 「夏は夜」。透けた光を楽しむ照明やクラフトビール、バスグッズなど夜ならではのアイテムを集めました。暑い季節ですが、折角なら夏の短夜を味わってみては。 「こころざし」の譜 希代準郎 母からの思いがけない贈り物 底冷えのする暗い夜だった。山には骨ばった枝ばかりが広がっている。嫌なことでも起こらなければいいが、と不吉な思いに囚われながら八重は食器を洗っていた。突然の電話のベルが八重を怯えさせた。こんな時、夫がいてくれたらと思うが、亡くなってもう3年になる。 グリーン経営者フォーラム 北海道/東北/関東/中部・北陸/関西/九州
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オルタナ40号
¥770
◆オルタナ40号 ◆feature story 1 オープン・ソーシャル・イノベーション5つの条件 一つの地域で複数の企業やNGO・NPО、大学や自治体が集まり、技術や人材・資金などのリソースを供出し合うことで、社会課題を解決する動きが目立ってきた。日本でも企業とNPOなどによるパートナーシップ(協働)は数多く生まれたが、最近はより多くの参加主体による「多角形」的な活動が特徴だ。この動きを「オープン・ソーシャル・イノベーション(OSI)」と名づけたい。 <特別寄稿:レスター・ブラウン氏「今が『プランB』を実現するとき」> ◆special issue グリーン経済と長野の未来 エコ・ソーシャル・エシカルの意味を合わせ持つ「グリーン」な経済社会を目指している地域の一つが、長野県だ。阿部守一・長野県知事や藻谷浩介・日本総研主席研究員に長野県とグリーン経済のポテンシャルを聞いた ◆Social Design Gallery 牡蠣がつないだ小さな友好使節団 ◆art 高橋さとみの切り絵ワールド「さかさまから何が見えるかな」 ◆オルタナ魂 「オープン・ソーシャル・イノベーション」の鼓動 ◆columns オルタナティブ経営論 田坂広志 エゴからエコへ 田口ランディ ◆social innovators ETIC. 東北で芽生える未来の可能性 諸 希恵 日本財団 危機危機の突破口、官から民へのシフト 町井則雄 社会起業大学 「やむにやまれぬ思い」がイノベーションを起こす 田中勇一 ◆social business around the world [欧州編/スイス]業務用生ゴミが美しいハンガーに [アジア・オセアニア編/台湾]121カ国で「食育改革」肥満問題抱える台湾へ [北米編/米国]戦略的ファンづくり、MLBの地域貢献 [アジア編/日本]南三陸で生まれたおしゃれな「手すき紙」 ◆agriculture 農業トピックス 西村ユタカ 日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明 ◆forestry 林業トピックス 編集部 「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫 ◆fishery 漁業トピックス 瀬戸内千代 人と魚の明日のために 井田徹治 ◆columns オルタナティブな空間 馬場正尊 RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂 エコのご意見番 木内 孝 欧州CSR最前線 下田屋 毅 ◆alterna S presents オルタナティブな若者たち 映画で途上国に「夢の種」を KIYOの哲学 実践編 南 清貴 春の訪れ、タケノコごはん エコでヘルシーな食空間 岡村貴子 子どもと楽しめる話題のレストラン エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子 大量生産品をモードにファンキーに 東京ポタリング 山本修二 レンタサイクルを利用して渋谷区内の町並みをめぐる 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ 高級感漂う香港の斬新なエコデザイン オルタナセレクト 経年美化するエコグッズ グリーン経営者フォーラム 北海道/東北/関東/中部・北陸/関西/九州 ◆flash fiction 「こころざし」の譜 希代準郎 「偽善者」の善
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オルタナ39号
¥770
◆オルタナ39号 ◆feature story 1 障がい者雇用「3%時代」の幕開け 「福祉」から「戦力」へ 障がい者の雇用義務が法改正で広がり、各企業は対応を迫られている。企業にとって「福祉」の対象だった障がい者を戦力化し、それを企業の成長に結びつけた成功事例も増えてきた。法定雇用率が3%になる時代もいずれやって来る。企業は、どうすれば障がい者雇用で成功できるのだろうか。 ◆feature story2 「挑戦すれば、絶対できる」 浅田真央さんが社会貢献チームに参加 フィギュアスケートの浅田真央さんは2014年9月、住友生命が展開する「ヤングジャパンアクション」のプロジェクトリーダーに就任した。同プロジェクトは、若者の社会貢献活動を応援するもので、大賞に選ばれた活動には浅田さんも参加する予定だ。「小さなころからたくさんの人に応援してもらってきたが、今度は私が日本の皆さんを応援したい」と語る浅田さんに、意気込みを聞いた。 ◆Social Design Gallery 南米最貧国ボリビア、過酷な鉱山労働 ◆art 高橋さとみの切り絵ワールド「できるって素晴らしい」 ◆オルタナ魂 CSRはトップダウンから ◆columns オルタナティブ経営論 田坂広志 エゴからエコへ 田口ランディ ◆social innovators ETIC. 「地域イノベーター」時代の潮流に 長谷川奈月/strong> 日本財団 障がい者雇用、多様性に期待 町井則雄 社会起業大学 両立が得意な女性こそ、社会起業家を目指せ 田中勇一 ◆social business around the world [欧州編/イタリア]トウモロコシの芯、アフリカの電力に [オセアニア編/ニュージーランド]経理業務の委託が地域貢献に [北米編/米国]貧困層向け食料支援、地産地消を促す [アジア編/日本]最貧国の最高級コーヒー、10年で黒字化を達成 ◆feature story3 「環境メッセージEXPO 2014」特集 三洋商事の「手サイクル」に環境大臣賞 ◆agriculture 農業トピックス 西村ユタカ 日本農業 「常識」と「非常識」の間 徳江倫明 ◆forestry 林業トピックス 編集部 「森を守れ」が森を殺す 田中淳夫 ◆fishery 漁業トピックス 瀬戸内千代 人と魚の明日のために 井田徹治 ◆columns オルタナティブな空間 馬場正尊 RtR JAPAN運営日記 松丸佳穂 エコのご意見番 木内 孝 欧州CSR最前線 下田屋 毅 ◆alterna S presents オルタナティブな若者たち 大臣直結の若者プラットフォーム構想 KIYOの哲学 実践編 南 清貴 寒い季節に栄養たっぷり根菜料理を エコでヘルシーな食空間 岡村貴子 阿蘇の麓から光を放つ素敵な店 エシカル・ファッションの旗手たち 生駒芳子 車いすでもファッションが楽しめる! 東京ポタリング 山本修二 水と緑が豊かな都市、立川の魅力を自転車目線で満喫 世界のエコホテル巡礼 せきねきょうこ 珊瑚の島が挑む最高の環境対策 オルタナセレクト 冬の団らんに寄り添うアイテム グリーン経営者フォーラム 北海道/東北/関東/中部・北陸/関西/九州 ◆flash fiction 「こころざし」の譜 希代準郎 もうひとつの「英雄の死」
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第18回サステナ経営検定3級オンライン公式勉強会(4月9日実施)録画データ
¥2,750
※2024年4月9日に終了したサステナ経営検定3級試験の録画データです。 ■第18回サステナ経営検定3級試験 オンライン公式勉強会 ・と き:2024年4月9日(火)19:30~21:00@zoomウェビナー形式 ・講 師:森 摂(株式会社オルタナ代表取締役) 【プログラム】 19:30~20:00 「サステナ経営について」(森摂) 20:00~20:50 過去問の演習と解説 20:50~21:00 質疑応答